鴻上尚史「八月の犬は二度吠える」

八月の犬は二度吠える
鴻上の新しい小説を本屋で見つけたのは、
新刊で出てもう3年も過ぎていた、ほとん
ど話題にならなかったのか。
いわゆる文体で読ませる小説ではない、丁
寧な描写があるわけでもない、しかし戯曲
に通じる話の落とし方がベタであったとし
ても面白い、泣ける。若い時にやれたバカ
なことは、この年になってもできると。