池澤夏樹「マシアス・ギリの失脚」

マシアス・ギリの失脚 (新潮文庫)
とうとう代表作を読む。
読むまで難解な小説かと思っていたが、
読んでみたら面白い。ぐいぐい読んでいくと
いうのは嘘で、毎晩布団の中ですこしづつ
大事に読んでいく。それでもほんとうに面白い。
そして大柄な重厚な作品。満足。