2020-08-24から1日間の記事一覧

辻原登「不意撃ち」

はじめて短編集を読んだ。5編。人生には どんなかたちであれ不意撃ちを受ける。 ひとつめの「渡鹿野」は畳みかけるような 展開、そして不意撃ち。一番好きなのはや はり最後の「月も隈なきは」。定年退職し た男、中流で生活に不自由はしていない、 模範的な…