2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

佐々木譲「警官の血(上)(下)」

佐々木譲は昔、冒険小説を何冊か読んだな あ、そういえば直木賞を取ったのはなんだ ったかなあと思いながら、とくに狙いうち したわけではなく、ブックオフで美本ハー ドカバー2冊を手に取った。 出張新幹線のお供、読み終わらず帰宅後も 読みつづけやっと…

北森鴻「香菜里屋を知っていますか」

香菜里屋シリーズの4冊目。昨年の1/29、 2/26、12/3のブログに前3作についてコ メントあり。そしてこれは最後の作品。 なかなか趣きのある連作だった。作者は この後若くして亡くなってしまっており 残念なことである。

加藤陽子「それでも日本は戦争を選んだ」

たまたま赤坂真理の東京プリズンを読んだ ので、ここは読まなきゃと思っていた本を ようやく手に取る。戦争というものは誰か がやろうと思ってやれるわけでもなく、時 間的なこと地形的なこと他国のもくろみ等 が重なって必然のようになっていく。政治 家は…

完全復刻版「本の雑誌」創刊号〜10号BOXセット

もう30数年も前のこと、就職をしてから 東京出張があると、帰りにしばしば八重洲 ブックセンターに寄っていたのだが、ここ で突然「本の雑誌」というへんてこな雑誌 をみつけた。 手に取ったら一気に引き込まれ、新刊とい そぎバックナンバーを1冊買って…

(38)銅版画の復活

かつての版画教室の方々が有志であらたに 教室を開いたので、先日見学をして、今日 から参加した。 すでに7年近く経って忘れてしまっている ので思い出しながら、もういちど楽しみた いと思う。

赤坂真理「東京プリズン」

今回の出張のお供は、はじめての作家、い まごろですが話題作、この時代に。 すみません、私の好みとは違いましたね、 いくつか喚起されたり、そうだよねという ところもあったが、やはり私は物語を読み たいんでしょうね。力作なのは認めます。

アンジェリーナ・ジョリー「ブロンドライフ」

A・ジョリーは見たことがないうちに大女 優になってしまい、この映画のブロンドの 意味するところもいまひとつなのだが、仕 事の上でキャリヤアップしていこうとする ところに男が現れて、キャリヤを捨てると いう、なんだかこれでいいのかというスト ーリー…

読み直す高村薫「レディ・ジョーカー」(上)(中)(下)

文庫化するときに大きく改変する高村薫。 合田三部作は、 06.11.06マークスの山 07.01.25照柿 07.02.12レディジョーカー と読んだことを過去のブログに書いたが、 その後、新潮文庫版が出たので、 14.08.08マークスの山 1…

グレン・グールド「ブラームス間奏曲集」

もう一枚CDを購入。テレビがほんとうに つまらないので、映画を見るかCDをよく 聴くのだが、いまはピアノ曲。 だれかが薦めていたグールドのブラームス、 美しいけど、BGMに流れてしまうのは私 のせいだろう。村上春樹は100回だか 1000回だか…

Jリーグ「セレッソ大阪VSジュビロ磐田」

GWの最終日に金鳥スタジアムへサッカー を見に行った。といってもセレッソはJ2 に降格しており、はじめてのJ2の試合。 負けた、ぐずぐず。

ウディアレンCD「Music from the Films of Woody Allen」

タワーレコードでCDを物色していたら、 ウディ・アレンの映画の中で流れた曲を 集めたCD3枚組を見つけ、なんと17 00円くらいだったので購入。 最初の1曲目はミッドナイト・イン・パ リの冒頭のモノクロの美しいパリの風景 と途中雨が降り出して、…

ウォン・カーウィ「マイ・ブルーベリー・ナイツ」

なかなか癖のある映画だった。ウォン・カ ーウィはかつて映画館で監督作品の「恋す る惑星」を観てなんだこれは、これは新感 覚の映画なのかとインプットされたが、こ の映画もなかなかとっつきにくい映画だっ た。主演ノラ・ジョーンズのことは知らず、 ジ…

アネット・ベニング「明日の私に着替えたら」

メグ・ライアンが昔のキュートさを取り戻 したかと思いながら、私の好きなアネット ・ベニングがちょっと顔が変わってしまっ て、でも顔のしわを自然体のように残して 年取っていくのは美しい。ところでこの映 画はまったく男が出てこない不思議な映画 だっ…

春だったね4月

いろいろと用事があって4月はヨガ教室に 行けなかったので体ががちがちで、かわり に3回スイミングに行ったけどあまり効果 がなかった。 村上春樹の限定サイト「村上さんのところ」 が1月からはじまって4月末で終わってし まったが、彼のスタイル、スタ…