佐々木譲「警官の血(上)(下)」

警官の血 上巻
警官の血 下巻
佐々木譲は昔、冒険小説を何冊か読んだな
あ、そういえば直木賞を取ったのはなんだ
ったかなあと思いながら、とくに狙いうち
したわけではなく、ブックオフで美本ハー
ドカバー2冊を手に取った。
出張新幹線のお供、読み終わらず帰宅後も
読みつづけやっと読了。
1代目、終戦直後の様子から警官になって
いくところはぐいぐい引き込まれる。2代
目、大学紛争にエスとして入り込んでいき
ストレスから精神が侵されていくくところ
も変わらず一気に読ませる、そこから少し
息切れ、過去の事実解明、3代目の登場、
走り過ぎか、じっくりと書き込んで全3冊
でもよかったのに。警官の奥さんや家庭の
こともじっくり書き込んでほしかったなあ。
それでも、2冊一気読みしました。