2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

大いなる西部

グレゴリー・ペックはアラバマ物語で見直したのだが、 この映画はウィリアム・ワイラーとの共同作品とのことで驚く。 ジョン・ウェインが真昼の決闘をあれは西部劇じゃ ないと批判したように、これも批判したのだろうか。 確かにペックのものの見方考え方対…

小池真理子「水の翼」

木口木版画家を主人公とした恋愛小説。 最近木口木版というものを知ったところだったので、 読んでみた。休日の夕方、ソファに寝転がって一気に 読んで、ああおもしろかった・・・という小説。

山の郵便配達

これを詩情と言わずしてなんと言おうか。 父子の絆を静かに謳い上げる、こんな映画を買い上げてきて 日本で上映しようと思った人はエライ。

「ブックデザイン復刻版」

いまは装丁ブームだそうである。 菊池信義、平野甲賀、和田誠、南伸坊の装丁作品集を 持っているが、最近のブームの装丁家のことはまるで 知らない。 この本は、彼らの紹介と、本つくりの周辺について 満載であり、やはり私は「本」というもの、そして 装丁…

宮部みゆき「今夜は眠れない」「夢にも思わない」

中学生を主人公にしたミステリーであるが、やはり うまいなあ。安心して読めるなあ。

喫茶室cobu「永島慎二遺作展」

は、やっぱり終わっていた。 火曜日までで、水曜日は休み、木曜日に出かけてもやっているわけが ないとわかってはいても、迷った末それでも来てしまった。 喫茶室「cobu」の女主人に、ひとこと、やっぱり終わってるんですね、 と声をかけると、(まあ遠くか…

アートゾーン神楽岡「ベン・シャーン展」

京都吉田山側の画廊へ久しぶりに出かける。 ついでに恵文社一乗寺店へ、また一澤信三郎帆布店に寄る。 相続のごたごたの末、独立した帆布店は、大盛況で、私もつい購入。 京都の伝統の店だから、20年、30年後の解決でもいいから、また 落ち着くことにな…

藤田嗣治展

を京都国立近代美術館へ観に行く。 日曜の午後で超満員かと思っていたが、それなりの人出でほっとする。 ただし、作品数にゆったり感がなくて窮屈な感じ。 初期の試行錯誤、乳白色の裸婦、猫、戦争画、子供達と、彼の一生を 見てとれる。伝記を読んでいただ…

永島慎二遺作展

39.5度の高熱モードからようやく 脱出して、健康のありがたさを改めて実感。 それにしても永島慎二の1周忌か。 その永島慎二遺作展が、阿佐ヶ谷の喫茶 「COBU」にて来週より開かれる。 私がはじめてここを訪れたのは最後の個展 のときだった。永島…