ボーンシリーズの第1作。こういうアクシ
ョンサスペンスはあまり見ないんだけど、
家人がマット・デイモンを好きなので見て
しまった。原作がロバート・ラドラムなの
で(読んだことないけど)いいかげんな話
ではないと思うのだが、やっぱりどうして
もご都合主義になるんだな、ハリウッドは。
でもシリーズが控えているので続けて見る
のだ。おもしろかったと云っておこう。
またも緊急事態宣言で、いくつかの予定が
取り止めになり、この5月はまれにみるな
にもない日々だった。家に居るのが好きで
も、ひとりでいることも平気でも、ちょっ
と重い感じ。映画も読書もここまで立て続
けではいささか飽きる。版画も思うように
うまくならないし、NPOはまだまだだし、
お勉強は口だけ男だし、運動も同じく。
テレビで小椋佳の引退ドキュメンタリをや
っていたので録画して見た。10代の終わり
頃、まだ無名に近い覆面の小椋佳のLPを
一枚買って聴いた、友人は陰気なフォーク
と称したが深いなにかがあるような詩に惹
かれたことを思い出す、後日、二足のわら
じなのを知って共感する。
彼が「自ら恥じない仕事ぶり、自ら悔いな
い暮らしぶり」と云った。そのとおりだと
ちょっと元気が出た。
今日から半袖のシャツ。
いまさら「舟を編む」である、ようやく読
んだ。わりと早く結婚して、わりとスムー
ズに辞書が作られていく、辞書を作るとて
つもない苦労もあまり伝わってこない。ち
ょっと意外。お得意の仕事小説なので、辞
書を作るという特殊な仕事を垣間見る楽し
さはよくわかるが、もっと期待をしちゃっ
たというところ。なんだかんだと云っても
おもしろかったです。映画を見たのはいつ
だったか。