静かな5月だった

またも緊急事態宣言で、いくつかの予定が

取り止めになり、この5月はまれにみるな

にもない日々だった。家に居るのが好きで

も、ひとりでいることも平気でも、ちょっ

と重い感じ。映画も読書もここまで立て続

けではいささか飽きる。版画も思うように

うまくならないし、NPOはまだまだだし、

お勉強は口だけ男だし、運動も同じく。

テレビで小椋佳の引退ドキュメンタリをや

っていたので録画して見た。10代の終わり

頃、まだ無名に近い覆面の小椋佳のLPを

一枚買って聴いた、友人は陰気なフォーク

と称したが深いなにかがあるような詩に惹

かれたことを思い出す、後日、二足のわら

じなのを知って共感する。

彼が「自ら恥じない仕事ぶり、自ら悔いな

い暮らしぶり」と云った。そのとおりだと

ちょっと元気が出た。

今日から半袖のシャツ。

彷徨

彷徨

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