島田裕巳の新書2冊

本の題名が長いのでタイトル欄に書けない、

こういう題名を付けないと読んでもらえな

いのだろう。

幻冬舎新書「なぜ八幡神社が日本でいちば

ん多いのか~八幡/天神/稲荷/伊勢/出雲/春

日/熊野/祇園/諏訪/白山/住吉の信仰系統~」

と、同「浄土真宗はなぜ日本でいちばん多

いのかー仏教宗派の謎」の2冊。

まず神様がわからない、神社がわからない、

記紀から来る神、自然界の神、菅原道真

の人間の神といろんな神がいて神社がある、

結局読んでもわからなかった、いろんな神

がいるということ。

一方、仏様もいろんな仏教宗派もすこしわ

かった。やっぱり仏教では死ぬと仏になる

んだ。いろんな宗派もわたしにはほぼ関係

なくわたしの方法で対応すればいいと判断

する。でもなあ、わたしが戦争に行って死

ぬと靖国で神になり、家で仏になるってど

ういうことなんだろう。まあ、わたしがど

うなるかはどうでもいいいけど、八百万の

神と先祖の仏の両方に手を合わせ、ささや

かな安心をもたらすとしたらそれでいい、

藁をも掴みたいならマリア様にだって手を

あわせるぞ。

神仏習合とか廃仏毀釈とか政治的なことで、

神社も寺もそれなりにくぐり抜けて今があ

るのだと再理解した。