阪急梅田画廊「榎並和春展」

阪急百貨店の画廊で榎並和春さんの個展を
見た。もう何年になるのだろう、絵を見る、
しかもゴッホセザンヌを見るということ
でなく、画廊などで現代の画家の絵を見る
という趣味を得て、そこで知った画家の昔
の作品を見たい、網羅的に作品を見たい、
全貌を見たいと思った時、手立てがなにも
ないことを知った。本なら本屋や図書館が、
音楽ならCDが。でも絵画はほんとに大物
画家ではないと画集はない、たまたま愛好
の入口が島田章三だったのでいくつも画集
があったのだが。そこで見つけだしたのが
榎並和春である。とても内省的なある種宗
教的な絵と、さらにWEB上で作品群を公
開しようとしているのを見つけたからだ。
そして年に数回個展をして入ることを知り、
東京や神戸へ見にいって、絵を買うという
マイブームの頃は買うぞと思っていたが、
個展でいちばん気に入ったのが先客があっ
たり、そのうちマイブームは去って、いま
はただ見に行くだけ、見せてもらうだけ。
今年は青の作品に目が行った、下地の裂と
いろんな色が残り印象深かった。
HPは、http://enami.sakura.ne.jp/topindex.html