2011-12-28 高樹のぶ子「百年の預言」(上)(下) 本 クラシックからみで、外交官とバイオリニストの恋を、ルーマニアの民主化に からめたストーリーで、本当のバイオリニスト天満敦子は一度だけテレビで見 たことがあるが、彼女の「望郷のバラード」をいう曲からヒントを得たという ので読んだ。出張の新幹線往復で読み切れなかったけど。 89年前後のチャウチェスク崩壊の大雑把な新聞記事は読んでいたが、もっと 悲惨な流血があったんだと沈痛。その歴史背景とラブロマンスがうまく絡まっ てこない、ちょっとはがゆい。