兵庫県立美術館「森村泰昌展」

正式名で云うと「森村泰昌 なにものかへのレクイエム―戦場の
頂上の芸術」展へ行ってきた。
戦争、革命を生きた男達に成りきったポートレートとビデオ映像。
やはり、ヒトラーへの成りきりがチャップリンの「独裁者」と重
なるところが、チャップリンのすごさにつながる。
作品的にはA・ウォーホルとモデルの女優に成りきったビデオ映
像が刺激的、感心した。
コレクション展として、常設スペースで、小企画「その他のチカ
ラ。」展を併催していて、こちらは森村の作品をコレクションし
ているコレクターの展示。こちらも森村の多才さが見られて面白
かった。
現代アートもここまでサービス精神が盛り込まれていると愉しい。