中丸明「ハプスブルク一千年」

ハプスブルク一千年 (新潮文庫)
私は高校で世界史を受験科目に選ばなかったので、
ルドルフもマクシミリアンもフェリペもヨーゼフも
フランツもなにがなにやらわからずなのである。
名古屋弁を話す王様たちが、波乱の歴史を作っていく。
下世話な語りであっても、やっぱりルドルフも
マクシミリアンもフェリペも頭の中で整理できず、
ただただ読み終えて、権力というのは妖しいもの
だなあと思うのみ。