2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

アメイジンググレイス

この曲がそういう意味を持つ曲だとは知ら なかった。アメリカ大統領がどれほどの力 を持つのか知り得ないが、どれほどの戦略 であったかもわからないが、確かにオバマ 大統領はこれを歌い、亡くなったひとりひ とりに寄りそった。

谷口ジロー「父の暦」

谷口ジローのマンガはとくに好みではない のだが、端正な作画とストーリーは大人が 読むマンガといえる。この本も亡くなった 父の記憶と和解の話でこの年令になればよ くわかる。 ところでフランスで谷口ジローのマンガは 有名なのだがなぜだろうか。

あたらしいこと

年金の申請書が届いた、年金をもらえる年 令になったのだ。 60才を越えて仕事の意味がかわったよう に思う。それまではいくらか社会的義務と いうか責任という気持ちがあったがいまは 明らかに自分の意志で働いているのだ、言 い訳はないのだ。そこがなん…

ジョージ・クルーニー「ファミリー・ツリー」

ジャンルがコメディというので、日曜の昼 下がりの夕方、録画してあったのをお気楽 に見始めたら、重い映画だった。 よくあるストーリーではあるが、ハワイの 陽気さとジョージクルーニーのキャラで、 重苦しさもわりと抑えた感じで話は進む。 妻との関係に…

佐々木譲「警官の条件」

先日、「警官の血」を読んで、やれやれと 思っていたら、続編があるではないか。 とくにこういう警察小説とか読みたいわけ でもないのだが、これは読まなければなる まい。今回の出張のお供はこれ、厚くて重 い単行本を抱えて。 三代目の抜擢と、追放された…

蔦屋書店梅田

梅田ルクアにできた話題の蔦屋書店に行っ てきた。落着いた照明とウッディなインテ リアでさすがにおしゃれで人気があること がわかる。しかし本の品揃えはどうか、そ れとソファや机に陣取っている人たちは読 書して本を選んでいるというより、パソコ ンで…

山下和美「数寄です(壱)(弐)(参)」

山下和美という漫画家はまるで知らなかっ たが、この本をなにかの雑誌で取り上げら れていたのでいつかと思っていたが、本屋 のマンガの棚はどこになにがあるのかまっ たくわからず、さらに少女マンガ系なのか もわからなくて、店員に聞くのも恥ずかし く、…

後藤ひろひと「ミッドサマーキャロル」

後藤ひろひとの脚本によるこの芝居は「パ コと魔法の絵本」として映画化されるほど の有名な作品となった。 2013年8月29日のブログに再演の吉 田鋼太郎版を、2014年5月7日のブロ グに再再演の西岡徳馬版をDVDで見たと 書いた。 そして、よう…

ジョーン・プロウライト「クレアモントホテル」

録画してあった映画を見た。老人の映画 はむつかしいと思うが端正でユーモアも あり、奥深いじわーとくる映画だった。 老いてやってくる孤独や寂しさがどんな ものかまだわからないが、人との繋がり を期待して相手の重荷にならないように するむつかしさは…

長谷部恭男という人

新聞で名前は知っていたが、東大学閥の超 エリート学者であることに間違いない。主 義主張は別として、どんな人物か興味があ りwebで見たら、東大を早期退職する弁が 掲載されており、これが愉快で、懐の深さ とみるか、エリートのスノッブとみるか・・・。 …

兵庫県立芸文センター「野田版フィガロの結婚」

指揮者井上道義が長くラブコールを送り、野 田秀樹を口説き落とし、オペラを演出させた フィガロの結婚を兵庫県芸文センター大ホー ルへ観に行った。ひさしぶりのオペラだ。 あいかわらずこの芸文センターの上品さには 感心する、うらやましい。早く着いたの…

池澤夏樹「沖に向かって泳ぐ」

雑誌SWITCHの名編集長新井敏記の、 池澤夏樹へのロングインタビュー本。絶 版となっておりようやく古書店でみつけ たので購入し読んだ。 池澤が詩を書き始め小説を書くに至り、 大作にて傑作「マシアス・ギリの失脚」 を書いたところまでのインタビュ…

6月4日

記憶とは喪失であるとは誰が云ったか。 忘れていた懐かしいことなどをふと思い出 すと気持ちがやすらぐのは記憶の向うにす こしだけ行けたからだろうか。 たいせつなものはなくさない。

暑かったね5月

薬を替えたらコレステロール値が下がり、 それはそれでちょっとこわい。良くもあ り悪くもあり年令相当の体調と思うのが いいだろう。歩いたり、泳いだり、ヨガ 教室へ行ったり、楽しんでいるうちがよ いだろう。