2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

山下敦弘「天然コケッコー」

マンガが原作だそうだが、「リンダリンダリンダ」の監督が 映画化して、キネ旬2位というから観てしまった。 なんということのないストーリー、大田舎の中学生の青春。 センチメンタルでなく、せつなさでなく、淡々と普通の生活 が描かれる。誰が観るんだろ…

井上ひさし「組曲虐殺」

テレビで芝居「組曲虐殺」を観る。 小林多喜二は高校時代に読んだ。今になって井上ひさしが こういう芝居を作るのはわかるけど、今観る私はこれに 思い入れがあったかというと正直にいえばそうはならなかった。 ライブで観たら小木曽真のピアノはよかったか…

PIPER「ひーはー」

4月19日のブログに大学演劇の「ひーはー」を観た ことを書いたが、本物のPIPERの「ひーはー」の DVDを借りられたので観た。後藤ひろひととPIPER、 まったく知らなかったが面白いのは間違いない。戯曲 の巧みさと、吉本をより演劇化した感じ…

司馬遼太郎「竜馬がゆく(怒涛篇)」

1月19日のブログに、立志篇(第1巻)を読みはじめたことが 書いてあり、ようやく怒涛篇(第4巻)の薩長同盟が成るところ までたどり着いた。そこまで来るとちょっと熱くなって、そう、 学生の時にここまで読んで本を置いたことをまた思い出した。 この…

47:カーネーション

46:紫のバラ

これは奥行きがあるように描けたように思う。

45:チューリップ

44:実り

こういうイラストみたいなのなら描けるんだけど

43:梅南天千両

栗山民也演出「海をゆく者」

テレビで中継していた芝居、吉田鋼太郎、小日向さん、平田 満、浅野和之ほかの渋い人生ものの芝居を観る。 生で見ると雰囲気がまるで違うのでそれでいいんだとはわか っているのですが、吉田鋼太郎がずっと絶叫セリフで違和感、 目が見えない役だとしても目…

エリア・カザン「紳士協定」

終戦直後の1947年、こういう映画ができることに驚く。 グレゴリー・ペックはアラバマ物語でもそうだが果敢。 しかし私達の誰にもある奥底の無関心を、ラストシーンで 恋人が簡単に目覚めて改心するあたりは理想的すぎか、正 義は正しいというか、理屈が…

Jリーグ「セレッソVSアントラーズ」

大阪へ引っ越してきて、しかも長居に数駅のところに 住んでいるので、いつかはセレッソを観に行かなくちゃ と思っていたのだが、GWの最後の日に、はじめて 行ってきました。サッカーを生で観るのもはじめて、 雰囲気も初体験。思った以上に盛り上がってい…

村上春樹「1Q84」Book3

Book1、2はすぐに買ったが、これだけベストセラーになって しまうと、Book3はなんだかあわてて買いに行くのはかっこわ るく今まで来てしまった。 さて、第3巻。むーん、これでいいのか。天吾と青豆の純愛 物語に収斂していくだけの話でいいのか。 ちなみに…