アラン・ドロン「テキサス」

アラン・ドロンがハリウッド進出した時の

作品らしい。アラン・ドロンは二枚目色男

のイメージだが、フランスでは1960「若者

のすべて」1963「山猫」等しっかりした主

張のある映画に出ている。

なのにこれはなんだ、馬鹿々々しかったか

な、楽しかったかな、これでよかったのか

な。いやあ驚いた。

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ウディ・アレン「カフェ・ソサエティ」

ウディ・アレンの見残したのを機会を捉え

て見ている。これは2016年、わりと新しい

のに見ていなかった。ジェシー・アイゼン

バーグがウディ・アレンのようなセリフ回

し機関銃のよう、気の利いたセリフでおし

ゃれなロマンチック・コメディ。アレンが

でてなくて無理押しのところがなくうまく

まとめられた展開、ラストも大人の引き際

でおしゃれに終わる。これはよかった、ベ

ストいくつにはいりそうな好きな作品にな

りそう。たのしかった。

 

「カセットテープ・ダイアリーズ」

2019年のイギリス映画。パキスタンの移民

の高校生の成長物語。1980年代のサッチャ

ーの時代の移民が排斥されていた時代に、

B・スプリングストーンの歌を聴くことに

よってつらさを乗り越えいく、映画の中で

も歌が流れ、歌詞が画面の中で踊りだし、

しかもストーリーと呼応していく。よくで

きた映画だった。事実の基づく物語だそう

で、世界はほんとにいろんなことで満ちて

いる。

 

アン・ハサウェイ「インターステラー」

アン・ハサウェイマット・デイモンとい

うから宇宙ものと思い見た。うーん、まる

でわかりませんでした。webで説明を読ん

でもよくわからない、地球を救おうという

時に娘との愛情なのかというのも・・・。

どうも読んだ「三体」と似ている、「時空

の歪み」である重力、四次元五次元、まあ

いろいろあるがわかりません。

こういう娯楽映画にも出てくるということ

はある程度一般化している科学知識になっ

てきているのかも。

すみません、残念でした。

 

 

 

揺らぎ

オリンピックのまったく知らなかったOの

ことはダメだけど、好きだったKのことは

過去のその場だけのことだろうと寛大とな

る。あのAはnoだけど、このSはnoでもた

たき上げでのし上がってきたんだねとすこ

し寛大になる。

詳細はなにも知らないくせに、理不尽にえ

こひいきでこうやって揺れ動く、いい加減

だとしかいいようがない。やっぱりそっと

生きていく。

 

劉慈欣「三体Ⅲ 死神永生」(上下)

「三体」全5冊の4,5巻を読了。

これはさらにSF、リアリティはほぼなし、

SFファンじゃないとちょっとつらい、や

っぱり飛ばし読みしてしまった。

宇宙人類史SFにいろんなバリエーション

を加えて読ませるのはうまいと思う。で

もなあ地球から離れ、仲間たちとも別れ、

時空を超えて、ただ生き延びたことが幸

せなのかわたしにはわからない。わたし

なら地球に残って畑でもやって、冬眠の

権利なんかもらわず静かに死を迎えたい。

じつはこのコロナの夏に某超大作に挑戦

するつもりだったが、先にこれを読みは

じめ結構時間がかかってしまった。

気合いを入れて、さあ某超大作を。

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