2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

そっと

つぶやく、62才になった。 仕事をリタイアする日は自分で決めると考 えてきた。それまでにリタイヤ後の準備、 いろんな整理や手続きや家のリフォームも しようと思っていたが、ふとそれは違うん じゃないかとぐらついた。仕事中に気持ち がその後のことにい…

高島屋グランドホール「星野道夫の旅展」

書店に星野道夫の本や写真集がたくさんあ るのは知っていたし、池澤夏樹が親しくし ていたことも知っていたが、どんな人なの かなにも知らずにいた。デパートのホール で展覧会があるというのでついでがあった ので見てきた。 自然や動物は大柄で美しいのは…

名古屋ボストン美術館「俺たちの国芳わたしの国貞」

閉館が決まった名古屋のボストン美術館、 名残惜しく出かけた。歌川国芳と歌川国 貞の違いもよくわからないまま、それで も表現の豊かさには驚く。当時の新聞や 宣伝媒体のようなものらしく、3枚セッ トで映画のようにパノラマに見せる表現 には感心した。 …

三浦しをん「木暮荘物語」

ほとんど読んでないけど、いまの女性の作 家では角田光代と三浦しをんが元気だなと にらんでいるが、その三浦しをんを読んだ。 このゆるさは好きだけど、ここから入って はいけないかな、入口を間違えたかな。 ところで、読書についてあらためて読み散 らか…

Contondo公演「モンタージュはじまりの記憶」

小さな芝居を大阪アメリカ村の「会ふafu」 で観てきた。高泉淳子と伊沢磨紀の合作の 本らしくこの二人の芝居も想像できる。 一カ月のロングラン公演でいくつかの会場 で、入れ替わりで女優が交代して二人芝居 をやるということらしい。この違いを見せ ること…

夏だったね8月から9月へ

猛暑だったのはいいけど、なんだか情緒の ない夏だった。いつも書いてるのだがなに かにいつも追われてる感じがいけないのだ ろう、余裕のある、のりしろのある、マチ がある、余白がある・・・ ブリッジの痛みのやり直しがやっと終わっ た、やむなし。

金沢21世紀美術館・石川県立美術館

金沢の21世紀美術館へようやく行ってき た。開館時より大ブームで来館人数がすご いこと、地元民にも観光客にも人気となる ところの戦略についていろんなところで記 事を読んでいた。そして行ったのは日曜日、 人が溢れるばかり、特に観光客、現代アー ト…

BUHギャラリー「安西水丸展」

ちょうど金沢21世紀美術館側のギャラリ ー(本屋でもあるらしい)「安西水丸さん、 デザインを教えてください!−安西水丸装 幀作品研究会−」というタイトルの安西水 丸展をやっていることを知ったので見てき た。勝手に日本のマチスと思っている、色 のセ…

ジュリエット・ビノシュ「おやすみなさいを言いたくて」

報道特に戦場カメラマンの女性がその使命 と、家族、娘たちを守ることの狭間を見事 に描いた作品を見た。最初にジハードの自 爆テロになる女性のシーンからはじまり、 途中、娘を守ることより戦場を撮ることを 優先させてしまうことから、カメラマンの 価値…

阿刀田高「コーランを知っていますか」

そうなのか、イスラム教のコーランは思っ ていた以上にユダヤ教、キリスト教を引っ ぱっていたのか、ということを知った。 イスラム教はまるで身近にないので、やは り国際社会で協調していくのには時間がか かるんだろうなと実感する。 わかりやすく楽しめ…

東京サンシャインボーイズ「ラジオの時間」

映画になる前の演劇版のラジオの時間のD VDを借りたので見た。いやあみんな若い なあ。凝縮された面白さは期待どおり。し かし映画版はそれ以上によくできていると 小さな声で云ってしまおう。