色弱6:色相環

光は電磁波で可視光線域の波長を人間は見
ることができると習った、スペクトラム
いって短波長の紫から長波長の赤までが見
ることができる。ところが色相環というの
も習った。これがなんとゲーテ、若きウェ
ルテルの悩みのゲーテが考えたものである
というので驚き。端っこの紫と赤を赤紫で
繋いで環にしている、なぜだ、でもすごい
イデアだ。でもスペクトラムに赤紫はど
こにあるのか。なんだかとても不思議であ
る。ちょうど周波数の違う音階がドレミか
ら倍の周波数になるとどうしてドになるの
かに似ている、不思議だ。
(どうでもいいことを書きながら頭の中を
整理して、色弱の私はなにを見ているかに
迫りたいと思っています。続く)

橋本治「草薙の剣」

草薙の剣
誰でもその時代に左右されて生きる、例え
ば1940年前後の若者は戦争に行き、また
数十年前までは地域格差も大きくそこでも
苦労があった。
この本は、世代の異なる6人の男と家族の人
生を昭和から平成まで描き日本人の軌跡を
辿る、個々の人生が時代と環境に巻き込ま
れていくのを淡々と描いていく。
個人ではどうしようもないことがある、全
体を見渡す、俯瞰して見るといっても、や
はりそうはいかない。私たちは与えられた
ものの中で生きていくのだ。わかってはい
るのだがせつないものだ。
わたしの草薙の剣は役に立ったか。
ところで平野甲賀の装丁はかっこよすぎる。

色弱5:なぜ錐体が重なっているのか2(勉強中)

L-錐体、M-錐体、S-錐体と3つあるのに、
なぜL-錐体、M-錐体はかなり重なっている、
隣接しているのかについて、医学の分野で
説明らしきものを見つけた。
https://www.nig.ac.jp/color/barrierfree/barrierfree.html
細胞工学というから学術誌なのだろう、筆
者は岡部Dr.伊藤Dr.というので、CUDOの中
心におられる医学の研究者であった。そこ
で、LとMは X 染色体上で隣接して配置され
ていると書かれており、ということはよく
似ているということで、なんらかの理由で
3つあるのと2つある場合があり、簡単に
云うと2つのときは色弱ということだ(1
つが弱い場合もだが)。
生物には、3色型色覚も2色型も4色型も
あるらしく、霊長類は木の実や果実を見つ
けるのに微妙な色具合を必要とし3色覚が
出現したという。どちらにしてもLとMはと
ても近い染色体に関わるということでよく
似た機能をもつ、つまり重なってしまって
いるということでとりあえず先へ進もうと
思う、納得したとはいえないけど。(続く)

映画「聲の形」

映画『聲の形』DVD
録画してあったアニメ映画、原作も知らな
いしなにも知らず見る。うーん、重い現実
をしっかり受けとめる、誰もが持つ善悪、
無意識のコミュニケーションをしっかり描
き、安易な人物設定になっていないところ
が画期的なアニメなのではないか。絵は残
念ながらわたしの好みではない。

吉田拓郎「From T」

From T(AL3枚組)
買わないつもりだったが、ついamazonで。
拓郎のセレクトアルバムという本人が選ん
だCD3枚組。内1枚はデモテープ曲集で
これを聴きたくて。全曲に本人コメントが
あり、曲を作る、仕上げるのにはいろんな
ことがあるようだ。誰々のギターはどうだ
とか、間奏のフレーズが気に入ったとか、
まるでわたしにはわからない。
拓郎の声とメロディ、そして歌詞でしか好
き嫌いがわからない。

Facebook

知り合いのFacebookを見るためにやむな
く登録したのだが、友達リクエストとか友
達申請とか知り合いかもとかうるさい限り。
どうやって受け付けないようにするのかわ
からないので適当に処置をしたつもり。こ
れを見て、たまたま私のFacebook登録を知
っても誰とも友達になりませんのでご承知
おきください。

ライアン・ゴズリング「ナイスガイズ!」

ナイスガイズ!(字幕版)
ラッセル・クロウライアン・ゴズリング
共演のコメディアクションというのか。ラ
ッセル・クロウは驚くほど太ってしまって、
ゴズリングはすでに肩を並べるほどの貫録、
娘役の女の子がキュートでいい役どころを
演じていた。