先日文庫で買って読んだのだが、ブログ
を検索したら、2005年に読んで、2011
年に忘れていてまた読んでいる、都合3
回目である。10年も前だし、単行本は処
分してきたからなあ、自分を許す。
タイトルがなんだか手に取って読んでみ
たいと私には思わせる。いろいろ含蓄の
ある文章が読ませる。エッセイも身体に
ひたっとくる感じ、だから3度も読むん
だろうな。
先日文庫で買って読んだのだが、ブログ
を検索したら、2005年に読んで、2011
年に忘れていてまた読んでいる、都合3
回目である。10年も前だし、単行本は処
分してきたからなあ、自分を許す。
タイトルがなんだか手に取って読んでみ
たいと私には思わせる。いろいろ含蓄の
ある文章が読ませる。エッセイも身体に
ひたっとくる感じ、だから3度も読むん
だろうな。
見たことがあるのだがなにひとつ覚えて
なかった、14年前であるし、もうそうい
うことにも驚かないけど。
コロンボと同じような設定、犯人がわか
っているのを、警部と推理作家が追い詰
めていく。よくできたトリック、コロン
ボやほかのミステリーに影響を与えたの
だろう。
グレース・ケリーが美しすぎる、でも解
決に参加していない、なんだか添え物の
ような感じ、明日死刑だというのに他人
事のようにも見える、そのあたりは残念。
警部はジョン・ウィリアムズ(スターウ
ォーズ他の大作曲家と同名)、いかにも
英国紳士、いいねえ。
名古屋市のHPを見ると、「有松」、「白
壁・主税・橦木」、「四間道」、「中小
田井」の4地区を「町並み保存地区」に
指定しているとのこと。まったく知らな
かったが、きしくも結局4か所すべてを
訪ねたことになった。
このままいくと古い作品が読めなくなっ
てしまうと探しはじめてつぶしていく。
これは中編くらいの作品か、ゴシックロ
マンというかゴシックホラーというかこ
ういうものも書いていたのか。実際の歴
史を話に入れこんで虚実織り交ぜての物
語、いっきに読ませる。面白かったぞ。