すこしは華やかなものをと、ジョージ・ク
だろうと見てみた。ジョージ・クルーニー
は二枚目なのに三枚目役がお似合いで、で
もスイッチが入ると見事に二枚目になると
ころがスターである。映画は華やかさとは
違う話(まるで知らなかった)でメディア
の独善的なところを描きながらも、巨悪ま
で暴くわけではなく成り上がり者の悪とい
う卑小なところに収めてしまったのは残念、
犯人への共感も作れなかったし。監督ジョ
ディ・フォスターはこのまま映画監督の方
へさらに進んでいくのだろうか。
すこしは華やかなものをと、ジョージ・ク
だろうと見てみた。ジョージ・クルーニー
は二枚目なのに三枚目役がお似合いで、で
もスイッチが入ると見事に二枚目になると
ころがスターである。映画は華やかさとは
違う話(まるで知らなかった)でメディア
の独善的なところを描きながらも、巨悪ま
で暴くわけではなく成り上がり者の悪とい
う卑小なところに収めてしまったのは残念、
犯人への共感も作れなかったし。監督ジョ
ディ・フォスターはこのまま映画監督の方
へさらに進んでいくのだろうか。
ベルリン天使の詩の監督作品なので見なけ
ればとようやく見た。この地味なストーリ
ーにどんな意味かあるのかよくわからない
まま、奇妙な友情というか同志的な感情と
いうかそういうものを描いたのか。体調が
悪かったし、わたしにはよくわからない映
画でした。
高熱を解熱剤で抑えながらアイスノンを枕
に、熱帯のバリ島を舞台にした彼の代表作
のひとつを2006年以来再読、一気に読んだ。
記憶ではミッドナイトエキスプレスをイメ
ージしていたがまるでそういう感想はなく
妹の力、霊力というのかみえない力が世界
を動かす物語だ、水につかり、水に溺れ、
多湿気の気候のバリの空気や、アジアの特
にバリに息づく神や習俗のヨーロッパ文明
とは違うことを十分に示してくれる。
いやはややっぱり面白かった。