吉田拓郎「From T」

From T(AL3枚組)
買わないつもりだったが、ついamazonで。
拓郎のセレクトアルバムという本人が選ん
だCD3枚組。内1枚はデモテープ曲集で
これを聴きたくて。全曲に本人コメントが
あり、曲を作る、仕上げるのにはいろんな
ことがあるようだ。誰々のギターはどうだ
とか、間奏のフレーズが気に入ったとか、
まるでわたしにはわからない。
拓郎の声とメロディ、そして歌詞でしか好
き嫌いがわからない。

Facebook

知り合いのFacebookを見るためにやむな
く登録したのだが、友達リクエストとか友
達申請とか知り合いかもとかうるさい限り。
どうやって受け付けないようにするのかわ
からないので適当に処置をしたつもり。こ
れを見て、たまたま私のFacebook登録を知
っても誰とも友達になりませんのでご承知
おきください。

阿修羅像リターンズ

2016/03/01に興福寺の国宝館へ行き、は
じめて阿修羅像他8体揃って乾漆八部衆
像(国宝)を観たのだが、今回、大阪奈良
へ行ったのでやっぱり阿修羅像再見である。
いやはやみればみるほど阿修羅像、鳥頭の
像、象の冠を頭に被った像ととにかく魅力
に溢れている。なお、奈良国立博物館新館
は休館だった。

名古屋市美術館「ビュールレ・コレクション展」

スイスの実業家コレクション、印象派を中
心に多くの作品を観ることができた。ルノ
ワ―ルのイレーヌが目玉のようだが、並ん
でいたコロー、クールベ、それにやっぱり
ゴッホが観られてよかった。有名なセザン
ヌの赤いチョッキの少年があり、うーん、
いつものようにセザンヌというのはなにが
いいのか理解したいと思うのでありました。
期間の終盤だったので混んでいた。

contondo公演「沙翁十四行詩集故郷へ帰りたい」

名古屋伏見のG/PITというスタジオで演劇
を観てきた。展覧会形式の演劇という方式
で、演劇を囲んでランダムに座席が用意さ
れ、固定ではなく自由に移動して観てくれ
ということらしい。開演がなくいつでも入
場可なので、演劇を観ていると客が入って
きてどこに座るかうろうろするのがそれも
演劇の一部のようで、かつスタッフが同じ
ようにうろうろしているのでどれが役者で、
スタッフで、客かよくわからないところが
面白かった、演出だったらよかったのに。
芝居はわからない、ただモノローグばかり
でコミュニケーションがない。音楽とダン
スもあり、パフォーマンスというのだろう
か。会話のない、頭の中の演劇はわたしに
はなじめませんでした。

ラッセル・クロウ「インサイダー」

インサイダー(字幕版)
久々に重厚な作品を見た。企業の不正に内
部告発する副社長研究者ラッセルクロウ、
テレビ局ニュース記者アル・パチーノ、そ
の上司クリストファー・プラマー
内部告発者の告発を嘘と思い込ませるため、
彼の過去の過ちや弱点を見つけ出しネガテ
ィブキャンペーンをはるところなど、どこ
の国も同じ手口だ。テレビ局は経営してい
かなければならないので、権力やスポンサ
ー等には弱く、現場とのせめぎあいをリア
リティをもって描いていく。
若いラッセル・クロウもよかったし、また、
クリストファー・プラマーのしたたかさに
は唸る。いつもと同じ感想になるのだが、
アメリカの民主主義の底力に感心する、し
かも実際の事件に基づく映画だというので、
そういう映画をつくり上映できるところが
逞しい。