2008年アメリカ・ドイツ映画。
ヒトラー暗殺計画があったことは知って
いたが何十もあったことは知らなかった。
これはいちばん大掛かりな計画のようで、
その全貌の映画化、ドイツ軍隊の中にも
反ナチの勢力がいたことも知らなかった。
クーデターは失敗し多くが死刑となるの
だがそうせざるをえなかった決死の覚悟
は重い。2・26事件もそれに近い例だ
と思うが、首謀の軍人政治家はともかく、
絶対命令の兵隊たちの無残さは非情とし
かいえない。ではやらなきゃよかったか
といえばそうとは言い切れない、むつか
しい。なんともいえないしこりが残る。