一度挫折した「虞美人草」を読んだ。
長くトライしてきた漱石読破プロジェク
ト(新潮文庫版)をいいかげん結着をつ
けよう、年内にきりをつけようと決めて、
あとは「虞美人草」と「猫」。
さて、虞美人草、東京帝大生の3人の男
と金持ちの跳んでるお嬢様、帝大生の妹、
帝大生の故郷の恩師の貧しい娘の恋模様
と云ってしまえば失礼か。
の連載小説、はりきって構成を準備した
ようだが、どうも美文調というのか教養
が溢れるような文章、これで前回は挫折
したのだ。
だから今回はそのあたりは我慢して、物
語が動き出すとなんだ恋のかけひきなの
か、まあちょっとのめりこめませんでし
たがとにかく読み終えました、やれやれ。
さあ、あとは「猫」、あと13日ある。