約4か月かかって、なんと50年振りに、
高校卒業までくらいの数学のおさらいを
した。放送大学テレビを録画して見た、
見るだけだけど。
最初は中学のおさらいから始まり、関数
や数列、最後に微積分である。途中、背
理法とか数学的帰納法が出てきて、数Ⅰ
だったと思うが、おおこれが高校の数学
の考え方なのかと感動した記憶がある。
数学は(数学に限らず)知るということ
が面白ければもっと知りたいと思うのだ
が、2年の途中から(2年までに数Ⅲを終
える)すんなり頭に入ってこなくなって、
勉強しなければいけなくなって、徐々に
面白くなくなるというか、好奇心がなく
なって、アップアップだった。微積分も
概念の面白さよりも、もう試験問題を解
くだけだった。
だから大学へ行き教養部の数学すらちん
ぷんかんぷんで放棄したのだった。
今回、「初歩からの数学」を見て、高校
の数学は面白い気分から面白くないへの
移行、とりあえず問題は解くけど楽しく
ないへの道のりだったんだなと理解した
のだった。
最近NHKで「笑わない数学」というのを
やってて見ている。当然ちんぷんかんぷ
んだけど、世界は広いなあとつくづく思う。