カーク・ダグラス「星のない男」

1955年アメリカ西部劇。

カーク・ダグラスは硬派のイメージだっ

たが、陽気でコミカルで驚く。こうやっ

て西部劇はいろんなバリエーションで量

産され、どれも映画館で盛り上がるべく、

決闘もインディアンも恋愛も親子関係も

若造の躾もパターンを変えて娯楽映画と

して制作されていったのだろう。

wikiでどれもが日本のテレビで淀川長治

らの解説で放送されていることを知って、

わたしはほとんど見ていなかったが、当

時は人気があったのだろう。

相手に先に拳銃を抜かしておいて相手を

殺せば罪にならないというルールで簡単

に人が死ぬのは、銃が手放さないアメリ

リカの根っこがここにもあることを示す。

まあ、そんなことはともかくよくできた

エンタメでありました。