クレラー・ミュラー美術館所蔵の作品展で
ある。チケットは日時指定の前売り券を買
っていったのに大行列、中はこのコロナ2
年間で一番の「密」、人数制限をしている
とは思えない。怖いというわけではないが、
人数の多さに慣れておらず違和感、大丈夫
なのかというのが素直な感想。
さて、ゴッホの変遷がよくわかる構成、上
手な素描、デッサンを超えて、ゴッホの独
自性を生み出していくのがよくわかる。
没後たった20年くらいに、最初にクレラー
・ミュラーが購入したとき250万くらいだ
ったようだ、もうすこし生きていたら世の
中が追い付いてきたのに。それにしても弟
テオはともかくその妻、その息子がゴッホ
を評価し、作品リストを作り散在させなか
ったのがよかった。