アメリカ映画の中のファミリーはどんな設
定でもそういうこともあるだろうとリアリ
れの子供がひとつの家族で暮らしており、
そこに子供の父、精子提供者が登場し、複
雑な心模様が繰り広げられる。
アネット・ベニングはいかにもインテリ医
者らしい振舞いで、ジュリアン・ムーアは
主婦の役割分担に悩むあたりがとてもリア
リティがあってうまい。彼女は「めぐりあ
う時間たち」で見たのだが、よく知らない
の3冠女優だそうだ。
子供たちが社会に揉まれ独立していく姿が
うらやましい、すばらしい。アネット・ベ
ニング興味だけで見たのだが想定外の収穫
だった。