クリント・イーストウッド「リチャード・ジュエル」

イーストウッドはこれでもかといろんな題材

を探してきて新作をつくる。これは冤罪の話、

警察はメンツがあるし、メディアはただ話題

を作り叩く。最後の無実とわかるのだがそれ

までのバッシングは元へは戻れない、警察と

メディアの行いは責められない。なにも救わ

れぬ映画だった。

wikiでみると、実話に基づく物語であり、無

実後、名誉棄損の訴えをし勝ち取っているこ

とがわかりいくらか救われる。

前にも書いたが、政治は主義主張があるが、

メディアにはそれがない、今後国を左右する

ことがあったときメディア特にテレビはきっ

と暴走するだろう、それがいちばんの不安と

この映画を見てあらためて思う。

弁護士のサム・ロックウェルという俳優は、

なんと「スリー・ビルボード」のあの異常な

巡査だった、わからなかった。