イーストウッドはこれでもかといろんな題材
を探してきて新作をつくる。これは冤罪の話、
警察はメンツがあるし、メディアはただ話題
を作り叩く。最後の無実とわかるのだがそれ
までのバッシングは元へは戻れない、警察と
メディアの行いは責められない。なにも救わ
れぬ映画だった。
wikiでみると、実話に基づく物語であり、無
実後、名誉棄損の訴えをし勝ち取っているこ
とがわかりいくらか救われる。
前にも書いたが、政治は主義主張があるが、
メディアにはそれがない、今後国を左右する
ことがあったときメディア特にテレビはきっ
と暴走するだろう、それがいちばんの不安と
この映画を見てあらためて思う。
弁護士のサム・ロックウェルという俳優は、
なんと「スリー・ビルボード」のあの異常な
巡査だった、わからなかった。