「スターリンの葬送狂騒曲」

スターリン死去後の権力争いの顛末をコメ

ディ化した映画なのだがブラックユーモア

として笑えない、あまりにひどい主導権争

いは滑稽を越えて悲惨である。毛沢東、ス

ターリン、ヒトラーが三大粛清者だそうだ

が歴史は哀しいものだ。

権力を握るフルシチョフスターリン批判

をして西側陣営と対話したり核軍縮に動い

たりしたイメージがあるのだが、映画を見

ると大差ないなあと思える。

エンドロールで、粛清された政治家や軍人

等を黒塗りしたり消し去ったりするのだが、

独裁、全体主義は歴史や公文書を改竄する

のだとわかる。

もっと上品なユーモアで見たかったな、無

理か。

スターリンの葬送狂騒曲(字幕版)

スターリンの葬送狂騒曲(字幕版)

  • 発売日: 2019/02/02
  • メディア: Prime Video