辻原登「闇の奥」

これはむつかしかった。現実と虚構が、フ

ィクションとノンフィクションが入り混じ

り、理解できないままに物語は進んでいく。

サリンジャー笑い男(ナイン・ストーリ

ーズ)がうまく私の中で消化できず、カレ

ー中毒事件もCIAも出てきて、後半、女医

さんが活躍して、うーん、頭の中でうまく

整理できませんでした、わたしは完敗。ち

なみに三上隆は南方熊楠を想像しました。

闇の奥

闇の奥