これは最高のメロドラマである、ラブロマ
ンスとは云わない、わからないけど。
美しいのはグリア・ガースン、最近見た「
ミニヴァー夫人」でアカデミー主演女優賞
だがこのときはよく知らなかったし、こん
なに美しいとは。
監督は「哀愁」のマーヴィン・ルロイで、
メロドラマの傑作を2本を撮れれば名監督
と云えるだろう。
さて、グリア・ガースン、なぜそこまで耐
え忍ぶのか、あと一押しすればいいのにと
はらはら。相手の主人公があの空白の3年
をもっと本気で探究すればいいのにと思い
ながら、ハリウッド映画だからハッピーエ
ンドに決まってると安心もし、話はできす
ぎだと思いながらエンディングを迎える。
それでもこれはいい映画だった。おおくは
グリア・ガースンのおかげだけど。
積極的な姪が土壇場でとても聡明で潔く振
舞うところが感銘した、こちらもできすぎ
だけど。