介護保険者証

介護保険の制度が2000年にできる頃、わた

しは健保の会議に出ていたがあくまで他人

事であった。介護保険料が天引きされても

そういうことだと流していた。

先日、ある日突然、介護保険者証が送られ

てきた、なんとわたしはなにかあったら介

護保険から受給できることになったのだ。

驚いた、これはお年寄りのための制度だと

思っていたのに、わたしはその対象者にな

っていたのだ。

さらに介護保険料を払えという通知が来た。

健康保険料に含んで払っていたと思ってい

たので市役所へ聞きに行ったらとても親切

に教えてくれた、健康保険料を払うときに

先月までは一緒に介護保険料を払っていた

(年一括だけど)のだが、今月からは別途

払いになるということなのである、なるほ

ど、ちゃんと書いてあった。

さらに健康保険料、住民税、所得税につい

てもいろいろと教えを乞うた、なんとなく

理解したように思う。

わたしたちの漠然とした疑問は、年金額で

はなく天引きされた手取り額、天引きされ

ないものは別途支払い通知がきて、結局い

くら手元にあるのかということだ。働いて

いるときだって額面は建前に過ぎない、要

は手取り、振込額はいくらかということだ

ったのだから。

それはまだ1年くらいしないと見えてこな

いと思う、なんとなく不安定な生活基盤で

ある、やれやれ。