2019-10-06 「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」 鑑賞 なかなか厄介な映画だった。歴史は勝利者 が作るとはこういうことだ。ヒトラーがあ れだけの悪者だったゆえに、国民を熱狂さ せ世論を鼓舞して戦意をあおる姿は強い決 断だったと称賛されるのだ。 戦時の政治家なので4千人を犠牲にして30 万人を救う戦略はありうるだろう、しかし 4千人を見殺しにする、捨て石にするのは 権力者であること、戦争とはそういうもの であることを忘れてはいけない。 チャーチルを称えるだけでなく、苦い教訓 だったという映画であったか。