浦沢直樹「夢印」

 ルーブル美術館がマンガをアートを認め、

漫画家とコラボしているという。先に谷口

ジロー「千年の翼、百年の夢」を購入し読

んだが、まあつまんなかったのかブログに

載せていない。

今度は浦沢直樹「夢印」である。 

ルーブル、フランス、おフランス、イヤミ

の連想で、なんとシェーのイヤミが主人公

である。あのころ、小学生だったわたしは

チビ太の持っていたおでんがなんなのかわ

からなかったし、イヤミが云うおフランス

は絶対に行けないような夢の国であったし。

まあ、浦沢らしい風呂敷を広げ、拡げすぎ

て、むりやり回収はしたものの、結局イヤ

ミはなんだったのかわからず。でも浦沢ら

しい人物造形はおもしろかった。ルーブル

美術館はよかったと思ったのだろうか。 

夢印 (ビッグコミックススペシャル)

夢印 (ビッグコミックススペシャル)