池澤夏樹「マリコ/マリキータ」再読

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件から15件に増やした。たまに閲覧してく

れた人にもすこしだけ遡ってくれればうれ

しいかぎり。

で、池澤夏樹再読は次、短編集「マリコ

マリキータ」短編が5つ。

マリコ/マリキータ」行ったことはない

けどグアムの空気感が伝わってくる。そし

て自立する女は美しい。

「梯子の森と滑空する兄」滑空する兄が自

由すぎる、うらやましいけど私にはできな

い、本で読むだけなら爽快。

「アップリング」目に見えないなにかと交

感する話が詳細なディテールの上に成り立

っているので違和感がない、面白かった。

「冒険」どういう展開になるのだろうと思

っていたら、義妹が想像するだけで終わっ

てしまう、でも義妹の想像を超えて冒険を

する予感、突き抜けた感じ。

「帰ってきた男」もっとも人気と評価を得

た短編のようだがわたしには馴染めず。宇

宙か神かなにか境界を越えた男と帰ってき

た男、うーん、わたしに想像力が足らないか。

最初の短編集だそうな。 

マリコ/マリキータ

マリコ/マリキータ