人生百年時代

政府が仕掛けメディアが競って取り上げて

いる人生100年時代、生涯現役、100歳ま

で生きるのに備えよとのこと。

厚労省の平成29年簡易生命表を調べてみた。

65歳の平均余命は男19.57年である、平均

なのでよくわからないが、寿命中位数(半

数が生存する年令)は84.08歳、すなわち

同年の同級生達のうち半数が亡くなってい

るのが84歳なのである。

では75歳ならどうか、生存数は75.3%

84歳が50%(上記)

90歳が25.8%

95歳が9.1%

さらに健康寿命というものがある。

平成26年厚労省数字では、健康寿命

72.14歳とあり、平均寿命との差は8.84

歳とされる。

これを人生100年時代というのだろうか、

誰が人生100年なのか。

政府は意図的に仕掛けているのだろう、ま

社会保障が負担となりやむをえないかと

も思うが、メディアが情緒的に100年とけ

しかけているのはなぜだろう。

わたしは人生100年時代に踊らない。