「無為」は老子なのか。無為とは、作為的
なことはなにもしていないのにすべてを為
していること。そうか、わかったように無
為な日々と自賛していたが、そうやって法
螺を吹くのか。
まいにちなにをしているんですか、という
質問は返答に困る。じゃああなたはなにを
と云いたい、仕事しかしてないの、ほかに
なにをしてるの。まいにちいろんなことを
している、働いていたときも仕事以外のこ
とをしてきたので、その時間が増えただけ
のこと、スローペースではあるけどさあな
にしようとかひまだなあと思うことはない。
すきなことをする、やろうとおもうことを
する、ひとに云われてやることはあまりな
い(家のことはある)。だから本性がでる、
本音がでてしまう、いろいろ考えていたこ
とでもいざとなるとやる気がでないものが
ある、やらない。
こうやってストレスレスだとボケるように
も思う、水槽に異種の魚を一匹入れておく
と他の魚たちが長生きするそうだ。でもそ
れでもいい、また張りのあることもやろう
と思うときがくるだろう。いまはふらふら
散歩をしたり、まあいろんなことをしてる
のだ、それが無為な日々である。