伊丹十三は昔からずっときになる存在だっ
た。エッセイはほぼ買って読んだし、翻訳
の「主夫と生活」も買ったし、モノンクル
も2、3号まで購読したし、CMや遠くに
行きたいはオリジナリティに溢れていたし、
大江と同級生だとか妹と大江が夫婦だとか、
父親と同じ映画を撮りはじめ、まあ、気障
でスノッブなんだけど、やっぱりちらちら
みてしまう人だった。
今回、岩波より選集が刊行されたので買お
うかなと思っていたところ、図書館の棚に
静かに収まっていたので借りてきて読んで
しまった。読んだことがある話だなあと思
いながら、やっぱり好奇心の塊、人と違う
視点を持つ伊丹に感心する。

- 作者: 松家仁之,中村好文,池内万平
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2018/12/21
- メディア: 単行本
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