夏目漱石「硝子戸の中」

漱石10冊目。「がらすどのなか」と思っ

ていたが「がらすどのうち」だったこと

をはじめて知った。

昔読んだことがあるが、まるで反応しな

かった記憶。あらためて読む、断片的な

できごとの随筆。死が身近にあることが

わかる、私生活を垣間見ることができる、

読者や講演の聴講者を気にしていること

等、漱石を理解するためには面白い。 

硝子戸の中 (新潮文庫)

硝子戸の中 (新潮文庫)