2018-06-07 橋本治「巡礼」 本 橋本治戦後三部作について、2017/08/26の 「リア家の人々」に続いて、順番は違うが ようやく「巡礼」を読んだ。 ゴミ屋敷の主人がいかに戦後を生きそうい うことになったのか、明快な理由が語られ るわけではない。しかし戦後の時代の変化 はあまりに急激でうまく付いていけなかっ た人達がいる、それをひっくるめての戦後 なのだろう。あと一作は「橋」だ。 「巡礼」の装丁、文字は平野甲賀、大胆!