鶴見俊輔の評伝

 鶴見俊輔の熱心な読者ではない。読みやす

そうなのをぽつぽつと読んだだけである。

昔「思想の科学」を何度か読んだ。その昔

にはべ平連の活動を知った。自叙伝として

「期待と回想」(上下)を買って読んだ。

上野千鶴子小熊英二が聞き出す「戦争が

遺したもの」も読んだ。いちど話を聞きた

いと思いながらチャンスは晩年の司馬遼太

郎記念館での講演会であったが行けなかっ

た、残念だった。

黒川創の「鶴見俊輔伝」という本格評伝が

でたので買ってきた。ゆっくり読むつもり。

今の時代に、この人が果たした役割、わた

しがどう影響を受けたかについてすこしだ

け考えたい。

期待と回想〈上巻〉

期待と回想〈上巻〉