2017-10-21 吉田修一「怒り」(上)(下) 本 吉田修一は「悪人」が重厚だったので、こ の「怒り」も同様に思われなかなか手がで なかったがようやく読んだ。信じることの 難しさ、あいまいさがいくつかの並行して 語られ、骨太な物語となりえている。そう このように強くなく迷いながら生きている のだなとやっぱり思う。 これも映画化されていたのだな。