2017-01-18 池井戸潤「下町ロケット」 本 正月からむつかしいというか厄介な本を少 しづつ読みながら、一方でぐいぐい読める 本を探して、はじめての池井戸潤。 半澤直樹は本もテレビも見てないがこの作 家のことは直木賞をとってわりと明朗な小 説を書くのだと思ってきた。そして下町の 中小企業の活躍話なので面白さにまちがい ない、堪能した。でもどうなんだろう、登 場人物がわかりやすすぎる、ストーリーが 物語すぎるように思える。 ここまで元気で痛快な小説にちょっと不満 を云うのは欲張りなのかな。