沢木耕太郎「波の音が消えるまで」(上)(下)

波の音が消えるまで 上巻
波の音が消えるまで 下巻
沢木耕太郎の長編小説をようやく読んだ、
ノンフィクションとは違い小説はいまひと
つ私の好みではなかったがいつかは読まね
ばならない。
マカオのカジノでバカラをする青年の物語
なのだが、深夜特急での沢木の体験と被る
のでどうしても沢木を思い浮かべる、そし
てサーフィンがうまくてカメラマンとして
仕事があり女の子にもてて、そんな主人公
バカラに溺れる、持ち金を摩ってしまう
のだがそれさえも格好よくみえる。
ラストもやはり女の子が助けに来る、そう
いう小説だった。