2016-04-18 沢木耕太郎「キャパへの追走」 本 前作「キャパの十字架」の取材から発展し て、キャパが撮った写真と同じ場所へ行っ て写真を撮り思いを馳せるという作品。 戦場カメラマンという麻薬のような仕事が、 日常の中での仕事に反映できない苦悩がな んとなくわかる、でも沢木がそれを受け入 れていくようにみえるところにはあまり共 感せず。結局はマッチョな写真家だったの ではないか。