村上春樹「神の子どもたちはみな踊る」

神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)
なぜかこの本だけは読んでなかった。地震
の後でという連作小説であるが、だから読
まずにきてしまったのかいまとなってはわ
からない。
ひさしぶりの短編小説を読んだのだが確か
に読み応えのある、特に表題作品とかえる
くんと蜂蜜パイは、光の見える、作者の意
志を確信する物語だった。そういえばもう
一冊「女のいない男たち」もまだ読んでい
なかったな。