セイモア・V・ライト「モナリザが盗まれた日」

モナ・リザが消えた日―盗まれた“永遠の微笑”の謎 (1983年) (C books〈19〉)
本箱の奥の方から探し出してきて読み直し
た。モナリザの実物を遠目に見た記憶がな
くならないうちに。
盗まれるときはわりと簡単な方法で盗まれ、
意外な展開がありあっさりと解決する、モ
ナリザもだからいまもルーブルにある。そ
のノンフィクションであり、とても面白く
かつ興味深く読んだ。モナリザの贋作なり
模写なりがいくつもあることを知ってはい
たがその背景もわかり、さらにダ・ビンチ
が1枚しか描いていないとはいいきれない
とはスリリングな話だ、だって岩窟の聖母
は2枚あるのだから。