司馬遼太郎「風塵抄」(1)(2)

風塵抄〈2〉
新聞連載のエッセイ集を2冊。
彼のなかでもっとも軽やかに書かれたものではないか。
(1)の97「時」というエッセイで、「いかがお過ご
しですか」「過しいい季節になりました」と過すという
言葉の奥深さを語る。感嘆。