-037-猪瀬直樹「小論文の書き方」

小論文の書き方 (文春新書)
タイトルと中身はまったく違う。
彼のコラムというか時事評論に関する情報の収集と整理、
そして論理の組み立て方を実例で紹介する。
疑う、背景を探る等日頃心がけているつもりでも流されて
しまう現実に対して、彼の論理は好き嫌いは別にして、
徹底していることがわかる。しかし、元信大全共闘委員長にして、
今の世の中は「右」「左」の物差しがまったく通用していない
ことがよくわかる。(105)