-028-下保進「第一生命教育部長からの手紙」

第一生命教育部長からの手紙 (講談社文庫)
エリートサラリーマンから永六輔への近況報告の書簡集。
10年以上前に読んで以来、何度も機会があれば読み返し、
新たな刺激を受けている。茨木のり子ではないが、心の
渇きに水をやりながら育てていく。仕事もきちんとする
会社人間でありながら、音楽や美術や本や旅行、歴史文
化にも深く関心を寄せていく姿勢には強く共感する。
しかも立ち振る舞いが美しい。仕事が立場的にそういう
環境に近いうらやましさがあるが、それは言い逃れにはならない。
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